金持ち父さん貧乏父さん
いまさらながら、「金持ち父さん、貧乏父さん」を読んだ。知らない人のために超簡潔にまとめると、金持ちになるにはラットレースから抜け出すこと。ラットレースというのは、月々の生活費や請求書の支払いに汲々しながら生きている状態のこと。ここから抜け出す、ということはつまり、「利息だけで遊んで暮らす」という状態になることである。世の中の人の大半は、結局のところリスクを恐れてラットレースの生活が一生続くことを受け容れる。しかし、お金に対する知識を付ければラットレースから抜け出すことは可能だとしている。
「利息だけで遊んで暮らす」ことは私にとって理想である。もちろん、仕事がしたければしてもいいし、のんびりしたけりゃのんびりすればよい。著者は40歳までにラットレースから抜け出したいと考えたが、結局47歳までかかって抜け出したという。そして、著者は物心ついたときからがんばっていたという。
それに引き換え、、、私といえば、大学時代は仕送りとバイト代をすべてレーシングカーとに注ぎ込んでいた。いや、カートの経験はいろんな意味で今の人生に活かされていることは疑いようがないのだが、ことお金に関しては、あの頃注ぎ込んだものがすべて残っていれば一財産は築かれていたはずである。
とはいったものの、カートから引退した瞬間からひきこもりになってしまったので、お金の使い道が無くなって、そこからは溜まる一方でもある。カート時代の倹約癖はかなり役に立っている。今の生活であれば、年に300万もあれば、十分に暮らしていけそうである。
さて、年に300万の利息をもらうには、元手がいくらあればいいのだろう。今の定期預金の利率が0.1%くらいだから、30億!?いやいや、そんな悪い利率での運用を考えると、いつまでたってもラットレースから抜け出せない。今、外国の債券とかは5%を越える利率のものもあるから、それからすると6000万かぁ。。。楽じゃないなぁ。
この本の内容には非常に賛同するのだが、疑問が二つほど。
ラットレースから抜け出すためには資産を増やさないといけない、と言いつつ、買いたいものは買え、と書いてある(その一方、欲に負けるなとも書いてあるのだが)。自分への投資は惜しむな、ということだが、それでは資産が増えないのではないか??? 「取り立ての恐怖が、お金を作ることへのモチベーションになる」とあるが、元手が無ければお金を増やしようにも増やせないと思ったのだが。
それと、本の前半部分では、税金でとられる前にお金を使ってしまえば、余計に税金を払わずに済む、とあり、そのためには会社を作って経費で落とせとある。なので、上記の「買いたいものは買え」というのは経費で落とせ、という意味かと思ったのだが、本の後半では会社の経費で落とせという台詞はまったく出てこない。
著者は暗に示唆しているのかもしれないし、その辺はよくわからないのだが、ともかく会社を作れば経費でいろんなものを落とせそう、ということはわかった。とはいえ、うちの会社は兼業禁止なので、、、どうしたらいいものか。