傍若無人とはまさにああいった感じのことを言うのだな、と思った。
今日は近所の温泉ランドまでジョギングに行った。ひきこもりな割には、外に出ることもけっこうあるが、まあジョギングとかは週末のお約束みたいなもので、会社に行くのとレベルは一緒なので、ジョギングに行ったところで自分はやっぱりひきこもりなんだよね、と自分では思っている。
さてさて、話を戻すと、今日のジョギングはけっこういいタイムが出た(8.2kmを36分58秒)ので気分が良く、湯上りに発泡酒を買ってくつろごうか、とロビーへ行った。ここのロビーは右手はガラス張りで外に庭園が見え、正面には40型くらいの液晶テレビが置いてある。フロアは板張りでそのテレビ寄り半分は木製のベンチが、後ろ半分はソファー(それ自体はそんなに作りがいいわけではないが)がそれぞれ3列×3列くらい置かれている。テレビを見るにはベンチの方が近いのだが、ゆったりしたければソファーで、というわけだ。
何気なくソファーに座って、発泡酒の封を切りながら視線をテレビに移した。テレビでは高校野球が白熱しているようだが、ちょうど視線を遮るような形で最前列のベンチを占拠するおばさん連中が座っていた。そういえば温泉ランドの入り口に「××高同窓会ご一行様」と書いてあり、「こんなところで同窓会やるんだな」と思ったのを思い出したが、おばさんは後から後からやってきて今や10人の一団、これがテレビの前のベンチに座っていて、昔話に花が咲いているようだが、テレビを見ている様子はまるでなしである。
テレビを見たいのならまだわかるが、テレビを見るつもりもないのにあんなところに座ってることを何とも思わないんだろうか、と思い周りを見渡してみたが、野球を見ている様子の人はパラパラとしかおらず、どうやらこんなに不快な思いをしているのは自分だけのようだった。
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